【解説してみた】中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY 【稼げるビジネス①】今やってはいけないビジネスと稼げる原理原則(The Secret of Money Making)【前編】

中田敦彦さんのyoutube動画
中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY 【稼げるビジネス】今やってはいけないビジネスと稼げる原理原則(The Secret of Money Making)
を視聴したので、まとめ&所感。

この動画では、タイトルどおり「稼げるビジネス」を中田敦彦さんの視点から解説しています。

まず「やってはいけないこと」

  • 固定費がかかる
  • 上限がある
  • 詳しくない業種

【解説・感想】

「固定費がかかる」、「上限がある」は主に「店舗型ビジネス」。

店舗型ビジネスは、固定費として家賃(テナント料)が発生したり、キャパシティの問題で人数に限りがある。

「詳しくない業種」とは「今まで夢だった、やってみたかった」だけで、知識や経験の浅い分野から始めるようなビジネス。

まあそうですねって感じですね。
うちのビジネスもまあまあ当てはまってしまうので、マジでわかります。

頑張って集客したとしても、席数などの上限があると売上もそこで天井ですね。
そして売上拡大のためには新規出店しか手段がなくなり、それに伴い家賃・人件費の固定費がまた増えていくので、うまく行っていたとしても、ブームに陰りが出た時や今回のコロナのように不可抗力の災害的なものに見舞われた場合、経営はかなり厳しくなってしまいますね。

そして自分が詳しくない業種に関しても、本気でやっているプロの世界で戦っていくには相当難易度が高い、ということは想像に難くないです。

次に「仕組みを学ぶ」

  1. 消費者から買う・・・ガリバー、クラウドワークス
  2. 客が作業する・・・IKEA、焼肉屋
  3. まとめる・切り分ける・・・森ビル、寿司屋
  4. 上限がない・・・東進ハイスクール、Saas
  5. 両方からお金が入る・・・ビズリーチ、タクシー広告
  6. 合法的な依存性・・・砂糖、小麦粉、脂肪
  7. 確率で盛り上げる・・・ソシャゲ、FX、保険
  8. 仕入れで工夫する・・・俺のフレンチ
  9. 勝手に権威になる・・・漢検、野菜ソムリエ、食べログ

【解説・感想】

消費者から買う

1つ目の「消費者から買う」は、中古車のガリバーのように、モノを処分したい人から安く買い取り、欲しい人に高く売る、というビジネスの基本中の基本みたいなことなんですが、モノを処分したい人からすると、「処分する必要性がある」から中古で売るわけで、自分ではそのモノの価値(相場)がわからないので、安くても売ってしまう=ガリバーからすると安く仕入れられるというわけです。

客が作業する

2つ目の「客が作業する」はそのままですが、IKEAは消費者が商品を組み立てます。焼肉屋も消費者が肉を焼く=自分で料理をします。IKEAのような家具の場合、商品部品の原価よりも、組み立てることの方がコストがかかるそうです。焼肉屋にしても、プロの料理人が肉を焼くわけではなく、食事をしにきた素人がお金を払って自分で肉を焼きます。その分、経営効率が良いというわけですね。

まとめる・切り分ける

3つ目の「まとめる・切り分ける」に関しては、例として森ビルや寿司屋を挙げていました。

「まとめる」ビジネスモデルとして、森ビルが巨大商業ビルを建てる際、10年以上の歳月をかけて、ある地域の土地を買い集めていったそうです。そしてその後、大きな高層商業施設が建設されました。このビジネスの1番のミソは、「縦のスペースの有効活用」です。1,2階建ての低層住宅が建ち並ぶエリアで土地を買い集め、今まで何も存在しなかった、空中に収益を生むの空間を作り出すことが目的だったのです。土地を「まとめる」ことでより収益性の高い商品が生まれました。

「切り分ける」の例として、中田敦彦さんは寿司屋を挙げています。先程の森ビルの「まとめる」とは逆に、「切り分ける」と価値が上がるものは何か。それは「魚」だと言います。
魚はブロックより切り分けた方が高い。寿司=高級というイメージもありますが、細かく切って、ご飯も細かく分けて、むしろ細かく「切り分ける」ことによって商品としての価値を高めて販売しているビジネスモデルということができるのです。

後編へ続きます。