PHPを自分のPCでプログラミングするために、まずはローカル開発環境というものを設定する必要がある。
そこで、ローカル開発環境を簡単に設定できるツール、「XAMPP(ザンプ)」をPCにインストールする。
※XAMPPとはPHPでのプログラミングに必要な、Apache + MariaDB + PHP + Perlというソフトが完全に無料でインストールできるパッケージ。
XAMPP設定手順1 XAMPPをダウンロード&インストール
まずはXAMPPをダウンロード・インストール。
https://www.apachefriends.org/jp/index.html
AppachをStart
ブラウザで「localhost」にアクセス
http://localhost/dashboard/
XAMPP Apache + MariaDB + PHP + Perl
の画面が出てきたらOK。インストール完了。
使っているPCをWEBサーバーにしたい時はApacheをStartに。使わない時はStopにする。
XAMPP設定手順2 PHPinfoの編集
XAMPPを立ち上げる。(管理者として実行)
ApacheをStartに。
ブラウザで「localhost」にアクセス
http://localhost/dashboard/
ヘッダーのメニュータブ「PHPinfo」をクリック。
date項目のdate.timezone欄がEurope/Berlinになっているので、変更してみる。
メモ帳を開く
エクスプローラーのローカルディスク(Cドライブ)※XAMPPをインストールした場所
→xampp→phpフォルダ→php.iniファイルを開く(メモ帳)※ファイルを開いてあるメモ帳にドラッグ&ドロップでもOK
※php.iniはphpの設定が書かれている
php.ini内で「timezone」を検索。
いくつか出てくるが、
[Date]
date.timezone=Europe/Berlin
を
date.timezone=Asia/Tokyo
に変更して保存(Ctrl+s)
この変更を確認するには、一度ApacheをStopにし、再起動。
そしてlocalhost
http://localhost/dashboard/
ヘッダーのメニュータブ「PHPinfo」を再読み込みする。
するとdate項目の
date.timezone欄がAsia/Tokyoに書き換わっている。
XAMPP設定手順3 phpMyAdminのパスワードを設定
次にXAMPPでMySQLをStart。
localhost
http://localhost/dashboard/
ヘッダーのメニュータブ「phpMyAdmin」をクリック。
http://localhost/phpmyadmin/
「phpMyAdmin」とはMySQL(MariaDB)を操作する画面。
今回はパスワードを設定してみる。
phpMyAdminのページのヘッダーメニュー「ユーザーアカウント」をクリック。
ユーザー名root、ホスト名localhostとなっているところの、「権限を編集」をクリック。
パスワードを変更するので、上部の「Change password」をクリック。
そしてパスワード・再入力に任意のパスワードを入力して、「実行」をクリック。
するとパスワードの変更が完了。
しかしこの状態でphpMyAdminの画面を再読み込みするとエラーが出る。
次にこれを解消する。
エクスプローラーのローカルディスク(Cドライブ)※XAMPPをインストールした場所
→xampp→phpMyAdminフォルダ→config.inc.phpファイルを開く(メモ帳)※ファイルを開いてあるメモ帳にドラッグ&ドロップでもOK
開いたファイルの、
/* Authentication type and info */
$cfg[‘Servers’][$i][‘auth_type’] = ‘config’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘user’] = ‘root’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘password’] = ‘ ‘;
の[‘password’] = ‘ ‘;
‘ ‘の中に先ほどphpMyAdminで自分で設定したパスワードを入力し、上書き保存。
そしてphpMyAdminのページを再読み込みすると、エラーが解消され、ログイン状態になる。
今回はここまで。