はじめて株式投資を始める際、どうしたらいいか、何を買ったらいいのか、わからない方も多いと思います。

とりあえず、親しみのある日本企業の会社などに手を出しがちですが、とりあえずで買う日本企業の株はおすすめできません。

なぜなら日本企業の株価の指数でもあり、初心者の方でも耳にしたことがあるであろう「日経平均株価」の最高値は、1989年から30年以上、一度も上回ったことがないからです。

言い換えれば「日本企業の株価は長期的に継続してあまり成長していない」と言えます。

対して、米国株式はどうでしょうか。

これまたニュースなどで聞き覚えのある、アメリカの株価の平均指数である「ダウ平均」は2021年の5月に過去最高値を付けています。

ダウ平均チャート

つまり、「米国株式は長期的見て右肩上がりで継続して成長している」のです。

さすが世界を牽引している経済大国アメリカというところですが、株式投資初心者の方からすると、「日本の株もよくわからないのに、アメリカの株なんてもっとわからない」といったところでしょうか。

でも安心してください。
めっちゃ簡単です。
もちろん英語なども不要。

以前の記事で、投資を始めるなら投資信託から始めましょう。という内容の記事を書きました。

上記の記事でも言っていますが、投資信託なら初心者でも簡単に、安全・かつ高い実績を出しているインデックスファンドに投資ができます。

SBI証券や楽天証券、LINE証券などの証券口座を開設したら、次のステップが投資先を選んで実際に投資をしてみるというところですが、まずは米国株式のインデックスファンドに投資をすることがおすすめです。

米国株式S&P500とは?

米国株式の中でも色々とインデックスファンドがたくさんあるんですが、「米国株式S&P500」が特におすすめです。

いきなり「S&P500」とかいう英語やら記号やら数字やらみたいなのが出てきて、目を逸したくなるかもしれませんが、「S&P500」を超簡単に説明すると、

「アメリカの中で最強の厳選500社」みたいな意味だと思っておいてください。

さらに言うと、「プロが選ぶ米国株式ランキングTOP500社株式 詰め合わせパック」というようなものです。

こちらに投資しとけば、まあ間違いないでしょう!ってところで、そのトータルリターン(総収益)も近年で10%近くという高いパフォーマンスを継続して叩き出しています。

投資のリターンは5%行けば良い方ですが、10%という利率はかなり高い数値となります。

さらに積立投資で再投資を続けていけば、この利率分も含めて投資することになるので(これを複利といいます)、投資継続期間とともに雪だるま式に投資額が増えていき、長期で見るとすごい金額になってきます。

仮に月に3万円ずつ積み立てていけば、リターン10%の場合、20年で22,781,065円になります。
(元本は月3万円✕12ヶ月✕20年=720万円なので、元本の3倍以上の額になります!)

30代、40代の方でも、老後資金の2000万円問題は、月に3万円の積み立てで用意できますね!

※20年などの長期積立の場合には、税制上優遇される「積立NISA」や「iDeco」の活用がおすすめです。
詳しくは別記事で紹介します。

投資すべきインデックスファンド

では実際に、SBI証券や楽天証券、LINE証券でどのインデックスファンドを購入したらいいの?というところですが、

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

でOKです!

なぜこちらのインデックスファンドをおすすめするかというと、この投資信託に支払う運用手数料が、運用金額の0.0968%と非常に安いからです。

そもそもなぜネット証券の投資信託がおすすめなのかというと、この手数料が非常に安いのです。

投資で成功する秘訣の一つが「手数料を抑える」ことが重要ですので、こちらのインデックスファンドに投資しておけば、非常に安い手数料で、高パフォーマンスの投資が期待できます。

ネット証券の証券口座を開設したら、まずはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に投資してみることをおすすめします。